冬の冷たさが少しずつ和らぎ、春の兆しが顔を出し始めました。ここSAJIMA VILLAGEにも、小さな春の訪れがそっと広がり始めています。
エントランスからキッチンエリアへと続く道沿い、キッチン前のテラス、そしてサンセットデッキのすぐ隣には桜の木々が並び、静かにその時を待っています。桜が満開を迎える頃、SAJIMA VILLAGEは鮮やかな桃色の光景にそっと彩られ、正面には桜越しに広がる海と空。その先には、夕日と富士山が美しく重なり、背後の山肌にも桜が花開き、佐島全体が春の息吹に彩られる季節となります。
桜の木々は着実にその準備を進めています。蕾がほんのりふくらみ始め、命が息づく瞬間が近づいているのを感じます。日の光が次第に柔らかさを増し、夕空の色も変化を見せながら、春の訪れをそっと知らせてくれるようです。
エントランス近くのローズマリーの花の周りには、ミツバチたちが忙しなく飛び回る姿が見られるようになりました。冬を越え、新たな季節を迎えたミツバチたちは、この土地に根付く生命の力強さを感じさせてくれます。そんな自然の営みに目を留めるたびに、春を迎える喜びが心の中にじんわりと広がります。
私たちスタッフもまた、この季節の変化をそばで感じながら、桜が満開となる日を心待ちにしています。その頃には、SAJIMA VILLAGE全体が桜に包まれた春の舞台となり、訪れる皆さまに特別な時間をお届けできることでしょう。
桜の花びらが風に揺れる頃、この場所で過ごすひとときが、皆さまの心にそっと寄り添う時間となりますように。春の息吹とともに、皆さまをお迎えできる日を楽しみにしています。